NPO法人 米蔵の会 富山県魚津市の米騒動を研究

→魚津米騒動の物語「浜に立つ女たち」を立ち読みできます。

短編小説 『浜に立つ女たち』

書籍のお問い合わせは、NPO法人米蔵の会(森のゆめ市民大学 内:0765-31-7002)まで。

1.米騒動のはじまり

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     大正7年(1918)年7月23日、北海道への米の輸送船伊吹丸が魚津町に寄港した。おりからの米価高騰に苦しんでいた漁師の主婦ら数十人が、米の積み出しをおこなっていた大町海岸の十二銀行の米倉倉庫に集まり、米の積み出しをやめるよう要求し、このため米の搬送は中止された。その夜、百数十人に膨れた彼女たちはさらに、町内の米穀商宅に押しかけ、移出中止を求めた。これが時の内閣を総辞職に追い込んだ大正7年の米騒動の確実に裏づけのとれるはじまりである。
     この騒動の参加者の証言によれば、前夜(7月22日)、町の井戸端に集まった主婦たちは、米の値段が高くなるのは、米を県外に積出し、魚津に米が少なくなるからだと話合い、翌日の積出しの中止を頼むことにした。次の日の朝、海岸に集まった主婦らは、米の船積み作業をしている仲仕(人夫)の着物をつかみ、また米俵につかまり、「北海道に米を出すのをやめろ」と口々に叫び、回漕店の番頭らと口論になった。すでにこうした動きを察知していた警察署では、警官を配置しており、主婦らを解散させたという。

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